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第10回九州アクセスライブフォーラム2022で講演させて頂きました

 2022月9月11日に九州で開催された、第10回九州アクセスライブフォーラム2022で講演させて頂きました。
 九州アクセスライブフォーラムは、年一回開催されるバスキュラーアクセスに特化した学会で、全国レベルで御活躍されている九州各県のバスキュラーアクセス診療で著名な先生方も数多く参加される、非常に≪熱い≫九州地方の学会になります。今回第10回のテーマは『新たなアクセス手技への挑戦』と題されております。
 新型コロナウイルスの影響を鑑み、熊本と福岡の各現地会場と、WEBのハイブリッド開催で行われました。私は長崎市の当院よりWEBで参加致しました。

 講演させて頂きましたテーマのタイトルは、「手背の皮静脈を利用した第一指間におけるAVF作製」です。
 概要を説明致しますと、当院諸熊医院のホームページ内の【バスキュラーアクセスについて】でもお話しさせて頂いておりますが、血液透析で使用する際に作製する内シャントに関して、上肢における最も末梢部位である手背(手の甲側)の第一指間(親指と人差し指の間の水かきの部分)で、最も末梢の静脈である手背の背側中手静脈を利用した自己内シャントを作製する術式について、解剖学的な説明を踏まえながら、本術式におけるポイント・注意点など、その実際の手技について手術動画の供覧を含め解説し、ビデオセミナーとして講演させて頂きました。
 詳細は添付しております画像に講演抄録を掲載しておりますので、ご興味がある方はご参照頂ければ幸いです。

 今回御多忙な中、座長の労をお取り頂きました同じ長崎市の<医療法人陽蘭会 廣瀬クリニック院長 廣瀬弥幸先生>、ならびに共催頂きました<株式会社 東海メディカルプロダクツ様>には、心より感謝申し上げます。

 本学会で講演させて頂き、私にとって非常に良い経験となりました。腎臓内科専門医、透析専門医として(当院で血液透析は行っていませんが、これまでの経験を活かして内シャントなどのバスキュラーアクセスの診察を行っております)、学会で学び得た知識を今後の診療に活かして参りたいと思います。

長崎市浜町 諸熊医院(内科) 院長 髙島 毅

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